エンジニアの求人は豊富にあるため、転職しようと決めたらいくつかの求人を選んで応募すれば採用してもらえると考えてしまう人もいます。しかし、実際に求人に応募してみると、採用してもらえずに焦ってしまうことも稀ではありません。
確かに求人は豊富にあって選べる立場にありますが、企業は有用な人材を抜擢しようと努力しているため、いくら選択肢が多くても、企業が求めているスキルを持っていなければ採用してもらえないのが事実です。
このような状況で転職先を決められるようにするには、自分の市場価値をもっと良い形でアピールできるようにすることが欠かせません。
嘘を付くことはできないため、今までアピールしてこなかった自分の魅力が他にないかをよく考えてみましょう。
エンジニアにとって最も重要なことは、スキルの棚卸しをすることです。
この現場で働いてきたらこのスキルを持っていると一義的に考えてしまうと、自分の本当の実力をアピールし損なってしまう可能性があります。現場経験だけでなく、自分で身に付けてきたスキルも含め、エンジニアとしてどのような力を発揮できるかを列挙してみるのが大切です。
エンジニアの市場価値はスキルによって決まるため、見直してみて一つでも多くのスキルを見出だせれば、状況が一転する可能性があります。エンジニアの価値はスキルの深さだけでなく広さによっても評価されるからです。
そのスキルの存在をアピールすると、転職に成功しやすくなるでしょう。